こんばんは!僕です!

日記もそうですが、マジックもだいぶサボり気味です!
気がつけばTSPですよ。よく考えたら、コールドスナップはドラフト意外では1パックも買っていないとですよ。

いや〜、不安定性突然変異ですね。
初めてMTGのパックを買ったのが5thの時だったんだけど、その中にこいつがいたんですよ。
もう衝撃的でしたね。何なの?このグロテスクっぷりは。みたいな。
でも再録されたのは4th版のイラストなんだね。
個人的には5thの不安定っぷりの方が好きなんだけどな。

あの頃は自分にマイナス要素をもたらすカードは悪と見なしていました。
魔力の柩なんかクズ扱いしてましたし、ネクロポーテンスなんて意味がわかりませんでした。
何でライフ減らさなきゃいけないの?みたいな。
その例に漏れず、不安定性突然変異も僕にとってはただグロいだけのカードでした。
自分のクリーチャーが段々弱っていくのを見るなんて、優しい僕にはとても考えることすらできませんでした。

「甲鱗のワーム様最強だぜ!」と、純白の秘薬や甲鱗のワーム様等のパワーカードを投入した5色デッキ(80枚くらい)を始めてから二ヶ月くらいずーっと使っていたのです。

ある日のことでした。
当時唯一の対戦相手であった、赤坂君(仮名)。
彼の持っていた最強クリーチャーがダークウッドの猪だったので、正直僕の甲鱗様が二枚も入ったデッキの敵ではありませんでした。
そんな彼がいつもとは違うデッキを持ってきたのです。

どうやら彼はマジックスターターブックなる本を入手したらしく、それを参考にして新たにデッキを構築したということ。
対戦する前に、僕は彼にデッキを見せてもらいました。

まず衝撃的だったのが、彼のデッキが青黒の二色で構成されていたことです。
彼があんなに好んで使っていた、そして僕にとって最も脅威であった命の川が入っていません。
ボールライトニングもありません。

そして卑屈な幽霊や黒騎士等、甲鱗様と比べたらはるかに小さいサイズのクリーチャーしか入っていません。
それに邪悪なる力、不安定性突然変異といった、神性変異を前にしたら霞んで見えてしまうようなクリーチャー強化カードがちょこちょこっと詰められていました。

正直、そんなデッキに負ける気はしません。
赤坂に先攻をハンデとしてプレゼントし、僕はゲームをはじめました。

赤坂は沼をセットし、そこから暗黒の儀式を経由して黒騎士を邪悪なる力と共に召喚しました。
けど所詮4/3です。僕の手札にいらっしゃる甲鱗様の敵ではありません。
僕は森を置いて笑顔でターンを返しました。

次のターン、赤坂はその黒騎士に不安定性突然変異を貼り付けました。
段々弱くなるんだぜ?今でこそ甲鱗様と同じサイズだけど、自分の首絞めてやがんのwwwww

勿論甲鱗様が場に出ること無く負けたことは言うまでもありません。
何かの間違いだと思い、その後何度も勝負しましたが、結局一度も勝てませんでした。

その日、初めてマジックは何たるか、ということを知ることができました。
不安定性突然変異は僕にとって、非常に思い出深いカードです。
一度、初心に返ってデッキ組んでみようかな・・・。

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